スピーキングテストは恥ずかしい
8年くらい前に受けたスペイン語のスピーキングテストが強烈に印象に残っている。
陽気な外国人(おそらくスペイン人)男性2人が面接官で、写真について説明したり、自分の思い出を話したりする試験のほかに、ロールプレイングがあった。
面接官の一人と私が夫婦という設定で、バーベキューの計画を話し合うというもの。面接官がわざと私の意見に反論してきて、いろいろしゃべらせようとする。
緊張しているからしゃべるのだってすごく大変なのに、初対面の男性と演技するってハードル高くないですか?それがめちゃくちゃ恥ずかしいんですけど。
AIならまだいける
対面の面接試験はすごくハードルが高い。自分の経験や考えを話すのならまだしも、シチュエーションを与えられて、想像で内容を考えながらしゃべるのはとても大変。恥ずかしさもある。
でも自分の英語のレベル感は知りたかった。それで使い始めたのがAIスピーキングテスト。
Progosというアプリは、CEFRという国際指標で英語のスピーキング力を測ってくれる。ビジネスシーンを想定したテストが無料で受けられるなんて、すごい時代!
このテストにはコツがある
このテストにはコツがあって、相手の言っていることがわからなくても、何かしゃべり続けること。「聞き取れなかったからもう一回言って。」とか、「よくわかんないけど、あなたはどう思う?」とか。実際の会話だったらそう言うよね、と思われることを言うのだそう。
最初にテストを受けたときはそのコツを知らなくて、わからない問題は黙ったまま制限時間になるという感じだったから、散々な結果だった。
コツを知ってからは、相手がAIだから恥ずかしさもなく、「よくわからないから、もう一度言っていただけますか?」とか「ゆっくりしゃべっていただけますか?」を連発している。
ほとんど聞こえてないじゃんと突っ込まれそうだけど。
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