読みたい本はなかなか借りられない
近所に本屋もないし、市の図書館もない。どちらも交通費をかけないと行かれない。
以前は職場への定期券があったから、途中下車して本を見に行っていたけれど、今はほぼ在宅ワークで定期券がないから、見に行くこともなくなってしまった。
それにそもそも、市の図書館では読みたい本は借りられない。新しい本は数百人待ちとか、信じられないような予約数だったりする。何年待つの?という感じ。
近所の図書室
いつも犬の散歩で通る近所の地区センターは、もうずーーーーっと昔から知っているのに入ったことがなかった。大人が自習できるスペースがあると知り、3年くらい前に初めて入った。
自習室というかとても小さい図書室で、もちろん本は少ないんだけど、市の図書館では借りられないような新刊がいくつか並んでいた。
こんな近所で借りられるんだ!という驚き。しかも予約待ちせずに。
なんで今まで来なかったんだろう。それからというもの、図書室で本を借りるようになった。
『続 窓ぎわのトットちゃん』
さっきまで読んでいたのは、市の図書館では840人予約待ちの、黒柳徹子さんの『続 窓ぎわのトットちゃん』。
図書室ではあっけなく借りられた。
「ザ・ベストテン」や「徹子の部屋」のイメージで、司会者という認識だったけど、大女優さんだったんですね。
本の中では戦争の話も綴られていたけど、あまり悲壮感がなく、たくましい少女時代が割とコミカルに書かれていた。けれど、当時の空気感が感じられて、こんな状況を生き抜いてきたのかと思うと、とても貴重なお話を聞かせてもらった気がする。今となってはもう無理だけど、自分の祖父母にも戦時中の話をもっと聞いておけばよかったと、50歳を過ぎて思うようになった。
『窓ぎわのトットちゃん』は実家にあって読んだと思うけど、何も覚えていないから、また読もうかなと思う。
本を寄付する
楽天で新しい本を買うこともあるけど、シンプルライフを目指しているので、読み終わったらできるだけ手放したい。なのでメルカリやアマゾンで中古本を買って、読み終わったらメルカリで売ったり、自治体に寄付したりしている。
市の図書館には市民が不要な本を持ち寄って、ほしい人がもらえる本棚が設置されていて、売れないような古い本や、ときに大全集のような売るのが大変そうな本が置かれている。最近行ってないけど、私もときどき持って行っていた。
たくさん本があるときは神奈川県の「かながわキンタロウ☆ブックキフ」に寄付。
DVDやゲームソフトも対象なので、子どもが使わなくなったものを本と一緒に30点以上入れて送ると、売却代金を県に寄付できる。寄付の使い道も自分で選べる。
私は「かながわペットのいのち基金」を選んで、新しい飼い主への譲渡につなげていくための取組みをほんのちょっとお手伝いしている(つもりになっている)。
幸せなわんにゃんが増えますように!
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